体調の変化で「ワキガ」になることってあるの?
食生活は体臭に大きな影響を与えると考えられています。
歴史的に穀物や野菜、魚介類、藻類を多く取り入れてきた日本人は、だからこそワキガ体質を持つ割合が低いのでしょう。
しかし、もともとは自身のワキガに気づかない程度のニオイだった人が体調の変化に伴ってワキガになることがあります。
食事内容、食事のタイミング、睡眠時間、眠る時間、睡眠の質、精神状態や精神状態を左右する要素の増減、ストレスを強く感じるとしたらその度合いや、ストレスを感じる頻度、運動習慣の有無、運動量の増減など、生活を構成するあらゆる要素が体調を左右します。そして、内部環境の変化に伴ってワキガが現れるのです。
体調の異変を知らせるワキガには要注意
「ワキガ」は病気ではありません。
そのためワキガを「体臭の異常」とは言えないかもしれませんが、もともとワキガ体質ではなかった方に突然ワキガが現れたのだとしたら、体調に何らかの変化があった証拠です。
場合によっては病気の可能性を視野に入れて調べる必要があるでしょう。
突然体臭が変化したケースでは自分自身でもにおいを感知しやすいので、もし気付いたならば放置しないようにしてください。
単に体臭が強くなっただけという可能性もあります。治療が必要かどうかを医師に相談することをおすすめします。