冬の体臭問題は「気づいた時」ではもう遅い?
秋から冬にかけて、日本は大きく気候が変わりますよね。
夏の名残を感じさせる日々が次第に遠のき、気温の低下とともにやがては建物の窓をほとんど締め切るような環境になります。
そうなったときに憂鬱を抱えるようになるのが、ワキガなど体臭の悩みを抱える方々です。
体臭が漏れにくい服装になる反面、こもった湿気が逃げないので体臭は悪化しやすく、また、室内の空気も滞留しがちであるため、衣服に蓄積したにおいが体温の上昇で発散された時により濃密に周囲へ届いてしまうと考えられます。
体臭で悩むご本人がその「におい」を誰よりも敏感に察知し、不安にさいなまれることになるでしょう。
日ごろから行っておくべき体臭対策と治療
ワキガ体質の方にはワキガ治療をおすすめします。
ワキガではなくても多汗症で大量に汗をかくために体臭が強い方、汗の量をコントロールしたい方、汗のにおいをコントロールしたい方についても多汗症治療などが可能です。
そのほかには、ご自身の手で行っていただくデオドラントケアがあります。
汗は本来無臭であって、身体の表面に出てから雑菌に分解される過程でにおいを発します。
ですから、汗が出た瞬間に殺菌できるよう、効果が持続するタイプのデオドラントケアアイテムをこまめに使用するべきです。
特に、肌に密着し、長くその場に成分がとどまるロールオン(塗布)タイプのケアアイテムが体臭抑制効果に優れています。
こういったケアアイテムもクリニックで取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
身体の内側から体臭を改善したいと望む方には、食生活や入浴方法、運動習慣などの工夫をおすすめします。