日本国内でタトゥーや刺青を入れるリスクというのは様々なものがありますが、保険に加入することが難しくなるというのも大きなデメリットとなります。
加入できるケースもあるのですが、保険に加入する最大のメリットは、万が一の際に保険金が支払われるということになります。
しかし、タトゥーや刺青を入れていることによって生活が保証されるぐらいの保険金が支払われる保険に加入できないということも多いために、どのような理由で保険に加入する事が出来ないのかということについて詳しく紹介していきます。
タトゥーが入っていることで保険に加入できない3つの理由について
タトゥーが入っていることによって、保険に加入する事が出来ないという話を聞くことが多いですが、なぜ保険に加入することが出来ないのかということについて3つのポイントで紹介していきます。
反社会的勢力に加入していると判断されてしまうために加入できない
日本国内でタトゥーや刺青を入れていることによって保険に加入する事が出来ない大きな理由としては、反社会的勢力だと判断されてしまうことにあります。
日本の文化としては、刺青やタトゥーを入れるのはヤクザや暴力団関係者となっているイメージが強いために、ファッションとしてタトゥーを入れている場合でも、暴力団関係者だと判断されてしまうことが多いです。
そして、暴力団関係者というのは、生命の危険が高い「危険職種」だと判断されることになります。
暴力団関係者に関わらず、命を失ってしまうリスクの高い職種についている人の場合は、生命保険に加入することが出来ない仕組みになっていますので、このことからタトゥーを入れていることによって保険に加入出来ないということになっています。
健康リスクが高すぎるために保険会社が嫌う
タトゥーや刺青を入れるということは、入れていない人に比べると健康リスクが高いということになります。
施術をした際の器具から感染してしまって肝炎になってしまうという人も多く、また感染症などの場合は長い年月が経過してから発症してしまうというリスクもあります。
そして、タトゥーを入れている人と、入れていない人を比較した場合は入れていない人のほうが健康を害するリスクが低くなっています。
そのため、タトゥーを入れているだけで保険に加入する事が出来ないというのは、保険会社が嫌うためだとされています。
保険金の少ない商品や加入者の負担が大きい保険なら入れることもある
タトゥーや刺青を入れていても、保険に加入することが出来るケースもあります。
ただし、保険金の支払いが少ない保険商品や、加入者の負担が大きくなっているような商品がメインとなっています。
そのため、タトゥーを入れていない人と同じだけの待遇を求めても加入することが出来ないケースが多いということについて知っておいて下さい。
まとめ
保険というのは、万が一に備えて加入しておくものになっています。
しかし、万が一の場合に必要となるのは支払われる保険金ということになりますが、タトゥーがあることを隠して高額な保険商品に加入した場合には、保険金が支払われないこともありますので、十分に注意が必要です。
また、保険に加入する際に記入する告知書の中には「タトゥーがありますか?」というような項目がないために、検診がないタイプの保険なら隠して加入することも可能ですが、保険金が支払われない可能性があるのなら加入しても意味が無いということになります。
このように、万が一のリスクに備えることも出来なくなってしまいますので、タトゥーや刺青を入れる場合には十分にリスクを考えてから入れるようにして下さい。