医療レーザー機器ってどんな治療に使うのか?

QスイッチYAGレーザーは、シミ治療・レーザートーニング・ホクロ除去・タトゥーや入れ墨除去などに使用されています。
シミやタトゥーは強めの出力でレーザーを照射しますので、ダウンタイムが生じます。
なぜにダウンタイムが生じてしまうかと言うと、どうしても熱が発生するので皮膚組織にダメージを与えてしまうからです。

医療レーザー機器のダウンタイムとは?

レーザーを照射した後は、一時的に赤みやほてり、腫れが出る場合あります。
タトゥーや入れ墨除去などは、1日~半日ヒリヒリとした痛みが続くこともあります。
※ここに関してはもちろんですが個人差もあります

例えばですが、ホクロをレーザーにて除去した場合、照射後はまるでこげたかのように赤黒くなります。
その後3日くらいからかさぶたになり、そこから一週間ほどで自然とはがれ落ちます。

かさぶたがなくなったらメイクなどにて隠れやすいので、かさぶたが剥がれた時点をダウンタイム終了と見なしたりします。

そのような状況ですと「ダウンタイムは一週間程度」と言うことができますが、かさぶたが取れた後も傷跡は残りますので、
これが完全に消えるタイミングをダウンタイム終了とするならば、3ヶ月程度はかかる恐れがあります。

患部に紫外線が当たらないように気を付けるよう指示されますが、紫外線に当たらなくてもかさぶたが剥がれた後に、

色素沈着が起こる可能性があります。Qスイッチヤグレーザーにおいては、これは失敗ではなく、起こりうる副作用ということになります。

ピコレーザーなら色素沈着しにくいの?

ピコレーザーであれば、上記のような色素沈着などのリスクが少なくなります。
ピコレーザーに関してはココが、QスイッチYAGレーザーとの大きな違いでしょう。
ピコレーザーは、QスイッチYAGレーザーの1000分の1の時間で照射するため、皮膚に熱によるダメージを与えにくいことが特長とされています。
熱の影響が少ないことによるメリットは他にもあり、照射時の痛みも軽減されると言われています。
そのため麻酔が不要になることも多く、私たちの費用負担が少なくなるのも良いですね。