剥削法の特徴って?
剥削法とは、タトゥーや刺青が彫ってある部分の皮膚を削ることで、タトゥーや刺青を消していく治療方法です。
医療機関にある専用の機器により、タトゥーや刺青が彫られた皮膚を削っていきます。
術中に色素の深さや大きさを確認しながら、そこに合わせて除去治療ができるため、均一の深さでなくてもタトゥーや刺青の除去治療ができます。
一番のメリットは、広範囲でも一回の治療でタトゥーや刺青を取り除けることです。
切除による除去では、広範囲のものは複数回に分けて手術する場合も多々ありますが、剥削法では一度の除去治療にて全てのタトゥーや刺青を除去することが可能です。
また、広範囲をぼかすように剥削ていくことで、タトゥーや刺青の形や色は目立たなくなります。
そして、通常のレーザーでは反応しない色のタトゥーや刺青も除去治療することができます。
除去後はすり傷のような状態になり、個人差もありますが、1か月ほどたつと火傷のような治療跡が残ります。
3~6か月程度は赤みが続きますが、時間がたつと目立たなくなります。
剥削法はこのような方にオススメの除去方法です。
・タトゥーや刺青の範囲が広範囲の方で切除法では除去しきれない、広範囲の方に向いています。
・早くタトゥーや刺青を除去したい方は一度の治療でタトゥーを除去することができます。
・最低でも1か月程度は安静を保てる方にオススメです。患部には、1~3か月程度ガーゼを当てておきます。そして、飲酒や激しい運動は出血などの原因になるので、医師の許可が出るまで禁止です。個人差もありますが1か月ほどは安静にできるという方に、よりオススメの治療法になります。
剥削法のデメリットはなんでしょうか?
剥削法の場合、どうしても傷跡は残ってしまいます。
切除法の鋭利なもので切ったような傷跡とは違い、火傷跡のような状態です。
個人差もありますが、1~3か月程度は患部をガーゼで固定しておく必要があり、赤みは3~6か月程度続くと考えて下さい。
そして、中長期間の安静を保たなくていけないというのはデメリットかもしれません。