外国ではごく当たり前のタトゥーですが、「刺青=やくざ」のイメージが根強い日本にあり、
いくら「タトゥーはファッション」とは言っても、心理的になかなか受け入れにくいものがあるのも事実です。

特に年齢が上がれば上がるほどタトゥーや刺青に対する嫌悪感は強く、就職や出世の際に不利に作用したり、
あるいは相手の両親から結婚を反対されるといったケースも珍しくありません。

また、そうした心理的な抵抗感・嫌悪感だけでなく、タトゥーや刺青を入れていることによって
現実的・実際的な不利益を被ることも少なくありません。

たとえば、温泉・サウナ・プールなどでよく目にする「刺青・タトゥーのある方の入場はお断りします」という
注意書きもそのひとつ。その他にも、スポーツクラブなどでも入会を拒否されることが多いですね。

あとはあまり知られていませんが、タトゥーや刺青を入れていると、生命保険に加入できないケースがあります。
というのも、タトゥーや刺青を入れることでB・C型肝炎などの病気への感染リスクが高まるためです。

同じ健康ネタで言うと、顔料の成分が検査に影響を及ぼしてしまうため、
タトゥーや刺青を入れている人はMRI検査を受けられないこともあります。

上記に書いた事はごく一部かもしれませんが
タトゥーや刺青を入れている事での不利益は実際にあるかと思います。